限界を見極めながら三味線作りを−石村屋 伊東孝夫−
伊東孝夫(Takao Ito) 有限会社石村屋代表。三味線を作る職人、三絃師(さんげんし)。 1949年生まれ。静岡県出身。高校卒業後、父の後を継いで三絃師として三味線作りを始める。限界を追求しながら培った技術から作られ…
伊東孝夫(Takao Ito) 有限会社石村屋代表。三味線を作る職人、三絃師(さんげんし)。 1949年生まれ。静岡県出身。高校卒業後、父の後を継いで三絃師として三味線作りを始める。限界を追求しながら培った技術から作られ…
宮本拓哉(Takuya Miyamoto) 宮本工業有限会社 代表。江戸鼈甲職人。 1982年4月6日生まれ。東京都豊島区出身。豊島区巣鴨で100年以上続く江戸鼈甲の老舗「宮本工業有限会社」の3代目。豊島区…
多くの工芸品が原材料の不足と日々戦うなか、その中でも一位、二位を争っているのが「江戸鼈甲/鼈甲細工(べっこうざいく)」です。 南海に生息するウミガメの一種であるタイマイの甲羅を使用して作られる鼈甲細工とはどのようなものな…
日常的な参拝はもちろん、初詣や観光で神社を訪れる機会は意外に多いかもしれません。 ところで、お参りする際に気をつけていることはありますか?実は、神社には正式なお参り方法があります。 今回は正しいお参りの方法を、神社の敷地…
千葉県指定伝統的工芸品である「江戸組紐」は、効率よく品質の高いものを生産するために、分業により多くの職人が関わって作られています。 組紐の工程は、糸割り、染色、経尺(へいじゃく)、撚りかけ(よりかけ)、組み、切り房・切り…
中村航太(Kouta Nakamura) 株式会社中村正代表。組紐職人。 1974年生まれ。千葉県松戸市出身。松戸市内で120年続く江戸組紐の老舗「江戸組紐 中村正」の4代目。17歳のときに組紐を習い始め、製造業として江…
お世話になっている人に、年賀状を出していますか? はがきでもメールでも、言葉を添えて挨拶とお礼を伝えることはどちらにも共通で大切ですよね。 そこで、ひょっとすると間違えているかもしれない、最低限守っておきたい年賀状のマナ…
12月1日に、大田区伝統工芸発展の会が大田区内の小学校にて、総合学習の一貫として小学生が伝統工芸に触れる機会を提供しました。 羽田空港がある大田区には、大田区伝統工芸発展の会という職人のグループがあります。 4年生の生徒…
夏は日除け、冬は防寒対策として活用する簾。 東京では、都認定されている江戸すだれ職人は2人しかいません。 今回はその中のお一人で、東京都台東区で明治初期に開業し、株式会社田中製簾所の5代目代表を務める田中耕太朗さんにお話…
「小江戸川越」の愛称で知られている埼玉県川越市。 JR新宿駅から埼京線・川越線で約1時間、西武新宿駅から特急 小江戸号なら約45分で行ける「小江戸川越」は東京から近く、どこか江戸時代を思い出させてくれる町です。 江戸城を…
伝統的工芸品とは経済産業大臣により伝統的工芸品の振興に関する法律(通称:伝産法)に基づき認定された日本の伝統工芸品を指します。 また、日本の伝統工芸品は一般的に手仕事で作られ日常生活で使われるもののことを指します。 “伝…
夏場は窓際に設置し、日差しを避けながら風を通すために活用し、一石二鳥で古くから伝わる道具であるのが簾(すだれ)です。 現在も和風の住宅などで使われているのを目にすることがある簾は、どのような歴史や用途があるのでしょうか。…
大川良夫(Yoshio Okawa) 有限会社大川セイロ店代表。曲物をつくる曲げ師。 1941年生まれ。東京都中野区出身。セイロ・フルイ・裏漉しといった曲輪加工品一式を扱う製造卸の大川セイロ店2代目。天然素材の材料だけを…
皆さんのご家庭に、「セイロ」や「ウラゴシ」はありますか? セイロは蒸し料理に使われ、ウラゴシは細かい網目を使って材料を漉すために使いますよね。 近頃は金属製のものもありますが、木製のものは平安時代から継承され、今なお職人…