【イベント】伝統工芸品を身近に感じてみよう in 三重テラス

2018年1月8日(月・祝)より3日にわたり、日本橋（東京都中央区）にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」2階のイベントスペースにてより伝統工芸品を身近に感じられるイベントが開催されています。

今回紹介する「伝統工芸品を身近に感じてみよう in 三重テラス」は、常設展示イベントや販売イベントとは違い「体験」に重きを置いたイベントとなっており、三重県の伝統的工芸品だけではなく栃木県、福井県、佐賀県の工芸品も展示されており、体験することができるイベントとなっているのが最大の魅力です。

イベント開催概要

【名称】伝統工芸品を身近に感じよう in　三重テラス
【日時】2018年1月8日(月・祝)〜10日(水) 10:00〜18:00（※最終日は17:00終了）
【会場】三重テラス 2階イベントスペース（東京都中央区日本橋室町2丁目4-1 浮世小路千疋屋ビル）
【主催】株式会社ブランド総合研究所
【協力】三重テラス

来場する際は、開場前の忍者を目印に！

三重テラスについて

三重テラスとは、日本橋にある三重県のアンテナショップであり、三重の「食」「風土」「歴史」「文化」などを紹介する場となっています。

”三重の「いいとこ」ぜんぶ日本橋へ”をテーマに1階にはショップとレストランが、2階にはイベントスペースと観光案内が設置されています。
ショップでは三重県の魅力的な商品を1300点以上揃えており、レストランでは三重県を代表する松阪牛や伊勢海老などを使用した三重の味を楽しむことが出来ます。

イベントの狙いとは

今回のイベントを手がけるのは、株式会社ブランド総合研究所（以下、ブランド総合研究所）。
ブランド総合研究所は、地域ブランドおよび企業ブランドの研究とコンサルティングを行う専門企業であり、「地域ブランド調査」などで最も知られている企業の一つ。

今回は、ブランド総合研究所の代表取締役である田中章雄氏（以下、田中氏）にお話を伺う機会があり、今回のイベントの目玉について伺いしました。

今回のイベントは「販売」がメインではなく、「伝統工芸品を使ってもらい、その良さを知ってもらう」が狙い。
「販売」は重要であるが、買うという意思決定プロセスまでにはその”物”の良さを知ってからこその楽しさもあると語る田中氏。

また、展示会・販売会などのイベントとなると来場者を絞ることが出来ないことも課題であると言う。
こういった特定の場所、そして「体験」を通してじっくり時間を過ごすことによって来場してほしい層を絞ることが出来、来場したお客様には最大限楽しんでいただけるようおもてなしが出来るとも語っていた。

確かに不特定多数のお客様を相手にするイベントとなるとどうしても最後まで接点を持てないお客様もいるだろう。
だが、こういった形でじっくり展示＆販売している工芸品を「体験」することによって、その物の良さはもちろんながら新しい発見があるであろう。

お話を伺う中で、萬古焼の急須「ひとしずく」で伊勢茶を頂きました

イベントコンテンツ

今回は3日間にわたるイベントとなっており、各日来場者を楽しませるコンテンツが充実しています。
二日目、三日目は『四日市萬古焼の「BLISSIO」鍋をつかったイタリア料理の実演と試食』もあり充実したイベントとなっています。

1月8日(月・祝)

・13:00〜：四日市萬古焼の急須を使った炙りほうじ茶の実演
・14:00〜：四日市萬古焼の一合釜を使ったほうじ茶めしの実演
・15:00〜：伊万里焼をつかったフラワーアート教室(有料要予約)
・17:00〜：四日市萬古焼の急須を使った炙りほうじ茶実演

1月9日(火)

・13:00〜：四日市萬古焼の急須を使った炙りほうじ茶の実演
・14:00〜：四日市萬古焼の一合釜を使ったほうじ茶めしの実演
・15:00〜：三重テラスシェフによる四日市萬古焼「BLISSIO」を使った実演
・16:00〜：三重テラスシェフによる四日市萬古焼「BLISSIO」を使った実演
・17:00〜：四日市萬古焼の急須を使った炙りほうじ茶実演