「暑中見舞い・お歳暮・成人式祝い・出産祝いに何を贈ろうか?」
と迷ったことはないでしょうか?
日本において贈り物をおくる頻度は多いが、実は頻度以上に厳しいのがルールである。
中には暗黙のルールもあり、戸惑う人も多いはず。
今回は、贈り物に関する3つのルールをピックアップして紹介します。
自分が今までは当たり前と思っていたことは、実は間違っていたことはないか探ってみよう。
①金銭
日本では昔から金銭を贈る習慣があり、お年玉や各種お祝い事の際に贈られる。だが、金銭を贈るのは日本独自の文化であり、海外で見ることは少ない。金銭を贈る際にはぽち袋(お年玉)やご祝儀袋といった封筒にいれ、各お祝い事に合わせた文言を添えて贈るのが通例である。
②水引(みずひき)
水引とは、贈答品と包装紙を結ぶものであり、「不浄なものではない」ことを表す為につけられる。この水引は、こよりや印刷されたものが使用されている。こよりはお祝い事では奇数、弔事の際には偶数本付けることが一般的であり、本数が多くて長いほど立派とされる。また、結び目も各種祝い事によって違う。
壱−蝶結び(ちょうむすび)
入学や出産など繰り返して欲しいとき
弐−結び切り・結び留め(むすびきり・むすびどめ)
結婚など「再度、繰り返してほしくない」とき
参−結び切り(むすびきり)
弔事など再度あって欲しくないとき
※色は白と黒を使用
③添える一言
贈り物を渡す際には「つまらないものですが…」と一言添えることがある。これには相手にお返しを強要しない意味合いもあり、贈り物を胸を張り渡すのではなく、少し謙遜して渡すからと言われている。だが、貰い手はこの一言を頂けるか否かでだいぶ印象は違う。
今回は3つのルールをピックアップして冠婚葬祭などで間違えたくない、出来ると良いものを取り上げた。日本では贈り物をする機会が冠婚葬祭のみならず、季節ものもあり多い。今後、贈り物をする際に間違えないよう、今一度見なおしてみるのはいかがでしょう?
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