判子の材料は木やプラスチック、高級なもので水牛の角や象牙が一般的です。
しかし、たいてい殆ど同じ外見なので、たくさん持っていたり家族でまとめていたりすると、どれがどの銀行印だか誰の認め印だか分からなくなってしまう…ということがありがちです。
今回は、そんな問題を解決してくれるかもしれない個性的な判子をご紹介します。
◎サンゴの判子
珊瑚を削って作った可愛い判子です。自然そのままの形を残しているものは珍しく、遊び心が感じられます。
◎鉱石の判子
黒曜石、ラピスラズリ、虎目石、紫水晶、砂金石などといった鉱物にも判子を掘ることができます。それぞれの石の特徴が自分らしさを演出してくれるかもしれません。パワーストーンになることも?
◎模様の彫られた判子
こちらは手彫印章の彫り師が柄の部分に彫刻を施したものです。これなら同じ苗字の物が多数あっても間違える心配はありません。
◎こけしの判子
実は「こけし」は判子にぴったりな形をしています。押印するのが楽しくなりそうです。
以上の写真は、伝統的工芸品「甲州手彫印章」で有名な山梨県六郷地区の印章資料館で撮影されたものです。
このように、手彫印章の職人の手にかかれば何でも判子になってしまいます。
判子の制作工程を知りたい方は、こちらの記事へどうぞ!
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