盆栽をはじめよう〈其ノ壱〉

一生を通して続けられる趣味とは何でしょうか?

今回は、身体に負担をかけずにいつまでも楽しめる「盆栽」について、その魅力や購入する際の要点をご紹介いたします。
盆栽とは、草木を鉢に植えて枝、葉、幹やその姿全体を鑑賞する趣味です。壮大な自然の風景を小さな鉢の中に切り取って創り出すことを目指すもので、芸術的な側面も感じられます。
平安時代に中国から「盆景」が入ってきたのが始まりで、熟年層を中心に広まりました。今日では常に変化する自然の美しさから若者にも人気で、また「BONSAI」として海外でも注目を集めています。
盆栽の専門誌や大学まであるようです。

盆栽①

◎盆栽の魅力

盆栽が私達に与えてくれるものを、いくつかご紹介します。
・規則正しい生活  毎日盆栽に水をあげることが習慣になると、自然と生活が規則正しくなります。
・適度な運動  盆栽の世話をすることで、無理なく適度な運動を毎日行なうことができます。
・脳の活性化  手先を使ったり、盆栽のことを考えたりすることで、脳が活性化します。
・免疫力の向上  樹木から発せられるフィトンチッドという物質が免疫力を高めてくれます。

◎盆栽選び

まず盆栽には様々な種類があり、大きく4つに分けられます。
松柏盆栽…力強く、一年中緑を楽しむことができます(松、真柏、杜松、杉など)
実物盆栽…実をつける種類で、長期間鑑賞できます(ウメモドキ、柿、花梨、ヒメリンゴなど)
花物盆栽…春から夏に美しい花を咲かせます(ウメ、ボケ、サクラ、サツキなど)
葉物盆栽…秋に幻想的な紅葉を見せてくれます(カエデ、ケヤキ、ハゼノキ、タケなど)

盆栽② 盆栽③ 盆栽④

自分の好きなものを選べば良いのですが、初めての場合は選ぶときの2大ポイントがあります。 それは「育てやすさ」と「情報量」です。樹木がもともと持つ、気温や病害虫への耐性は盆栽を枯らさずに育てるのに大切ですし、メジャーな種であれば、何か問題があったときにすぐに本やネットで調べることができます。 おすすめは、松柏類なら五葉松や黒松です。頑丈で育てやすく、盆栽の基本を学べます。 実物はサクランボや寒グミ、花物はウメやベニシタンが良いでしょう。 葉物はカエデや山もみじが初心者向けです。

◎どこで買う?値段は?

少し前までは、盆栽園や植物販売所、盆栽のイベントなどで購入するのが一般的でしたが、最近ではインターネットでの販売も増えてきました。 高価なものは数十万円もしますが、安価なものは2000~5000円程度で売っています。 小品盆栽(樹高20cm以下)やミニ盆栽(樹高10cm以下)がお手軽で、ベランダなどでも育てられます。

~最後に~

盆栽は育てるのが難しいと思われがちですが、毎日の水やりと愛情で簡単に育てられます。 また、生きた植物なので「完成」することがない奥深さがあります。 これを機に、盆栽をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Tetsu

温泉めぐりや青春18切符での電車旅など、スローライフ好き。海外で農業支援をするべく、ただいま修行中だったり。