島国である日本を北の北海道から南の九州まで繋ぐのは鉄道です。
鉄道は安全、そして正確に目的地まで私達を運んでくれますが、100以上の路線があることをご存知でしたか?
今回は私達が通勤、通学、そして外出の際に利用する日本の鉄道にフォーカスします!
◎歴史
日本の鉄道は1872年に国鉄として始まりました。2つの世界戦争を経て、1987年の国鉄分割民営化により国鉄が解体されました。その後は、JRグループに承継され、今はJRグループ・私鉄・地下鉄・公営交通・第三セクターの5つに分類されています。

◎日本の鉄道本数
日本の路線数をご存知でしょうか?
JRグループが管轄するものだけで、171路線あります。
これに地下鉄や私鉄、そして第三セクターを足すと200を超えます。
◎JRの運賃
JRグループの運賃は駅間ではなく、キロメートル単位で計算します。
都内を走るJR東日本では、1キロメートルあたり
・幹線…16.20円
・特定区間…15.30円
・山手…13.25円
となっております。JRグループも地域によって違いはあります。
ひと駅区間の料金が、場所によって異なるのはこのためですね。
◎おまけ
実は日本製の列車は海外でも活躍しています。ニューヨーク市民の日常を支えているのは日本の川崎重工業株式会社が作った車両なのです。
落書きが多く、風紀が乱れ、地下鉄の洗浄に悩まされていた1980年台初頭に、川崎重工業の車両が導入されました。車両はステンレススチール製であったため洗浄効率は改善しました。今は制御システムの向上をはじめとし、地下鉄における省エネへの技術開発も進めています。
◎まとめ
・5つの運営分類がある
・JRグループの路線数は171 ※2015年1月現在
・料金はキロメートルあたりで設定されている
・ニューヨーク市民の日常を支えているのは日本企業の車両
参考:
日本の地域別鉄道路線一覧
運賃の状況(JR)
NYCの大動脈を支える川崎重工業と日産
フォローしていただくと、更新情報を受け取ることができます。