きな粉に身を包み、黒蜜のかかった冷えたわらび餅を食べる。
冷たくてモチモチで、黒蜜の甘さが疲れた体をいたわります。
さて、突然の質問です。わらび餅は何からできているか、ご存知ですか?
山菜のわらび?
もち米から作られてる?
正解と、知っておきたいことを見ていきましょう!
◎歴史
わらび餅の歴史は古く、平安時代からあったとされています。
当時、醍醐天皇も愛したそうです。
◎何でできているの?
でんぷん・水・砂糖から作られています。
このでんぷんですが、名前の通り「蕨(わらび)」の根から取れるものを使います。
ちなみに、奈良県はわらび粉の産地で有名です。
しかし、根からでんぷんをとるのは大変効率が悪く、このでんぷんを使ったものは値段が高くなっています。
なので、「甘藷(かんしょ)でんぷん」のようなサツマイモ由来のものを使っているものが多くなっています。
◎注意点!
きな粉と黒蜜のかかったわらび餅を見ると、ついついたくさん食べてしまいますが、カロリーに注意してください!
世に多く出回っているわらび餅は、美味しくするために糖分を多く含んでいて、カロリーが意外と高いのです。
わらび餅には、希少なものもあるようですね。
蕨の根から取れるでんぷんで作られたわらび餅の味はいかに。
見かけたら、ぜひご賞味ください!
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