お正月の風物詩的な食べ物といえばおせち料理。
はっきり言って、別に食べたくないけど、出されるから一応食べる。
なるほど…お気持ちは察する。
なんだか気が進まないけどとりあえず食べているという人に、少しでもおせち料理を知ってもらい、好きになってもらうために、伝統的なおせち料理の献立9品についてそれぞれ意味することをまとめてみた。
〈長寿〉
腰が曲がっている姿から、腰が曲がるまで長生きするように←海老
まめに暮らす=元気に暮らす←黒豆
〈子孫繁栄〉
卵の数が多い事から←数の子
子生の字をあてて←昆布巻き
土の中に小芋をたくさんつけることから←里芋
〈金運、繁盛〉
栗金団と書くことから←栗きんとん
カタクチイワシを田の肥料としたところ5万俵もの米が収穫できたと言われていることから←田作り
(イワシの稚魚の佃煮)
黄金色であることと、巻いてある形状から反物を連想させることで衣装に困らない←伊達巻
黄色と白色は金と銀に似ているところから財宝や富を表す←錦玉子
ここにあげたものは伝統的なおせち料理の献立であるが、地方によって違いがあるので、食べ比べてみるのも面白い。
また、中華や洋風の食材を盛り付けることにより、現代風にアレンジされたおせち料理も販売されるようになってきている。
また新しい1年を迎えることが出来たことを、おせち料理でお祝いしよう。
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