文字を生かす江戸提灯職人ー瀧澤光雄ー
瀧澤光雄(Mitsuo Takizawa) 瀧澤提灯店代表。豊島区伝統工芸保存会所属。 昭和15(1940)年8月13日生まれ、東京都豊島区出身。15歳から父親である親方に弟子入りし提灯作りを60年近く続ける。伝統的な製…
瀧澤光雄(Mitsuo Takizawa) 瀧澤提灯店代表。豊島区伝統工芸保存会所属。 昭和15(1940)年8月13日生まれ、東京都豊島区出身。15歳から父親である親方に弟子入りし提灯作りを60年近く続ける。伝統的な製…
日本には数多くの雑節があります。雑節とは、二十四節気や五節句などの暦日などとは別で、季節の変わりをより的確に把握する為に設けられた特別な暦日のことをいいます。 今回は、春と秋にあり、生まれた土地の守護神である産土神(うぶ…
室町時代から人々に明かりを灯し、描かれる粋な文字が特徴の江戸提灯。工業化が進む中で、今もなお一つ一つ職人の手によって作られる江戸提灯の製作工程をご紹介します。 ※江戸提灯と江戸手描提灯は同じです。※写真は瀧澤提灯店様にて…
室内を明るくするにはライトを使用すると思います。今回は、ライトが普及するまで活躍した照明器具である「江戸提灯」をご紹介します。 提灯とは? そもそも提灯とは何か? 祭りや飲食店などで見かけることが多いですが、もともとは、…
◎お彼岸とは? 春分と秋分の日を中日として、前後3日の合計7日間を「お彼岸」といいます。 一年のうちで最も過ごしやすい時期とされ、寺院では「彼岸会(ひがんえ)」と呼ばれる法要が行われます。お彼岸に先祖を供養するという風習…
稲葉刀(Isamu Inaba) 大田区伝統工芸発展の会所属。 茨城県出身。掛け軸、屏風、ふすま、額など美術工芸品などに布や紙を貼り美しく仕上げる表具師。一般企業を退職後、12年の修行を経て表具師になる。 無から有を生み…
松浦和美(Kazumi Matsuura) 松浦家具工房代表。大田区伝統工芸発展の会所属。 東京都大田区出身。自然が好きなことから、木を使って暮らしを豊かにする家具作りを始める。無垢の木を使い、機能美にこだわった注文…
春原敏雄(Toshio Sunohara) 1947年8月14日生まれ。長野県出身。大田区伝統工芸発展の会所属。 平成16年に「卓越した技能者〜現代の名工〜」を受賞する他、数多くの賞を受賞している表具師。15歳から修行を…
表具(表装)の中でも、掛軸の製作は最も難しいと言われています。色、柄、布地全ての組み合わせによって作品を引き立たせるため、長年の修行が要されるものの一つです。今回は、掛軸の製作工程をご紹介します。 1)形式の決定 まず、…
床の間には掛軸。部屋を仕切るには襖や屏風。目隠しの為に衝立。残すべき書物は巻物へ。 これらに共通するのは、全て同じ「表具師」が作っているということです。 そして表具師が作る作品は、伝統工芸として認定され、「表具」と…
2016年で創業101年を迎える「篠原風鈴本舗」は、都内に2つある江戸風鈴を作っている工房の一つであり、江戸風鈴の発祥の工房でもあります。 今回は、技術を受け継ぎ、今もなお作り続けている「篠原風鈴本舗」代表の篠原恵美さん…
日本には1200以上の伝統工芸品が存在し、1974年(昭和49年)5月25日に制定された「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づいて経済産業大臣により指定された日本の伝統的工芸品は222点あります。経済産業大臣から指…
東京都内で2軒のみが作る「江戸風鈴」は、他のガラス製品とは違い、宙吹きという特殊な工程を経て出来上がる伝統工芸品です。機械を利用せず、全工程を人の手で作られるからこそ、使い手目線を重視した唯一無二の芸術品となっています。…
風鈴のチリンチリンという音色は、どこか懐かしく、心なしか涼しげな気分にしてくれる夏の風物詩です。今回は、その音色だけではなく、粋な見た目を持つ「江戸風鈴」をご紹介します。 ※写真は有限会社篠原風鈴本舗様にて撮影されたもの…