飲食店に入るとすみやかに提供されるものといえば水かお茶です。和食を提供するお店では水よりお茶が提供されることが多いのではないでしょうか。
また、家での食事の際に一緒にお茶を飲むことが多いのではないでしょうか。
以前の記事『お茶について』ではお茶の種類を紹介しましたが、今回はそれらの効能についてご紹介します!
◎お茶(緑茶)
緑茶と聞いて渋さや苦みを想像する方もいるでしょう。実はこの渋みと苦みにこそ抹茶ならではの秘められたパワーが凝縮されているのです。
健康成分の代表格であるカテキン、リラックス効果のあるアミノ酸、体内で作れないビタミンを補ってくれる種など多くの成分が緑茶には含まれています。
緑茶に含まれている成分はもっとあり、今回はあまり知られていない成分にも注目してみましょう!
・サポニン
植物の根、葉、茎などに含まれている配糖体(はいとうたい)の一種であり、緑茶の苦味のもととなる成分の一つです。サポニンには殺菌抗菌作用があり、発泡作用があります。これにより緑茶が泡立つのですね!
また、サポニンは体内のコレステロールを除去、血栓のもととなる過酸化脂質の成分を抑制する作用があります。
・γ-アミノ酪酸(通称:GABA)
GABAは天然アミノ酸の一つであり、主に脳や脊髄で“抑制性の神経伝達物質”として働いています。簡単にいうとストレスを和らげ、興奮した神経を落ちつかせる働きをしています。緑茶を飲むとリラックスするのは、アミノ酸だけではなく、GABAのお陰でもあるんです。
◎烏龍茶(ウーロン茶)
烏龍茶といえば半発酵茶の代表でもあり、中華料理を食す際に飲まれることが多いのではないでしょうか。
烏龍茶は別名中国茶といい、中国から日本に入ってきたものです。ウーロン茶ポリフェノールという成分が含まれており、これは食事で摂取した脂肪の吸収を阻害する働きがあります。つまり、脂っこい料理との相性は抜群です!
◎紅茶
意外と知られていませんが、実は紅茶の効能は驚くほどあります。
紅茶に含まれる紅茶ポリフェノール・カテキン・ミネラル・テアフラビンには健康促進作用やダイエット効果、美容効果、そして病気予防・抑制作用まであるのです。
・テアフラビン
テアフラビンは、ポリフェノールの一種であり、強い抗酸化力を持っている為、殺菌効果があります。このテアフラビンは、血糖値の上昇を抑える・インフルエンザ予防・殺菌消毒・コレステロール値を下げる効果があります。紅茶が健康促進作用や病気予防抑制に効能があるのはこのお陰です。
上記のことより、紅茶は常に飲みたい!と思う方もいると思いますが、飲めば飲むほど良いというわけではありません。適切な量を飲むと良いです。
~最後に~
いかがでしたでしょうか。
私達が日頃、口にするお茶には様々な効能があります。
様々なシーンに合わせて飲んでみるのはどうでしょう?
参考:
お茶の成分と健康性
日本紅茶協会
烏龍茶の効能(㈱コアリボンスクエア)
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