過ごしやすい日が続いていますが、春の暖かさに喜んでいるのは私たち人間だけではありません。植物も寒さから開放され、のびのびと成長する季節です。
今回は春ならでは、季節の植物を使った「草花あそび3選」をご紹介します。
◎タンポポ笛
タンポポはどこででも見かけるポピュラーな花ですが、その茎は笛にするのにぴったりなんです。
①長めの茎を探し、花の部分を取る。
②茎の両側をひっぱって、好きな長さに切る。
③吹き口を軽く指でつぶし、花のついていた細い方から吹くと「ブーッ」と低い音がする。
茎の長さや太さで音が違うので、いろいろ試してみるのも楽しいですね。
◎ぺんぺん太鼓
春の七草の一つであるナズナは別名ぺんぺん草といい、ハート型の小さな実をつけます。
①実のたくさん付いたものを選んで摘む。
②ハート型の実を持って下にひき、茎から少しはがす。
③耳元で振ったり、くるくる回すと「ぺんぺん」と音がする。
ナズナは実が硬く、ぶつかり合って音が鳴ります。
◎オオバコ相撲
オオバコはその名の通り大きい葉を持ち、踏まれても負けない強い草です。
①各自、丈夫そうな花茎を選んで摘む。
②絡ませて互いにひっぱり、切れなかった方の勝ち。
誰にも負けない最強の茎を見つけましょう。
自然を利用した遊びはシンプルながらも面白く、小さなお子さんはもちろん、大人の方でも楽しめます。
同じく日本に伝わる遊びの一つ「お手玉」についての記事はこちらをどうぞ。
フォローしていただくと、更新情報を受け取ることができます。