盆栽をはじめよう〈其ノ弐〉

前回は盆栽購入までの流れをご紹介しました。

今回は、「さて盆栽を買ってみたは良いけれど、どうやって世話をするのかよくわからない」という方のために、育てるにあたって必要な道具や注意点などをご紹介いたします!

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◎用意するもの

肥料と殺菌殺虫剤
盆栽では置き肥と呼ばれる固形肥料を使います。また、万能タイプの殺菌殺虫剤があれば、病害虫対策も安心です。

ジョウロ
水やりに使います。盆栽のサイズと数に合ったものを選びましょう。小品盆栽であれば、1L以内の小ぶりで注ぎ口が細くて長いものが便利です。霧吹きもあるとなお良いです。

剪定ばさみ
枝などを切るために使います。家庭用のはさみよりも、やはり切れ味が良い盆栽専用のものが使いやすいです。それほど高いものではないので、購入をオススメします。

ピンセット
あらゆる場面で活躍します。盆栽用はサイズが大きめで、長時間使っても疲れないように工夫されています。

◎育て方いろいろ

盆栽を育てるときに注意すべきことをチェックしておきましょう。

置き場所
基本は屋外管理です。コンクリートや石の上は照り返しの熱や寒さで良くないので木製の台や板の上に置いてください。また、風通しが悪いと病害虫や樹の生育に影響するので、できるだけ高い位置に置いて風が行き渡るようにします。夏場は日差しが強い西日を避けましょう。

水やり
土の表面が白っぽく乾いてきたら水が鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。 春秋は1日1回、夏は1日2回、冬は2日に1回を目安にして下さい。 水やりは水分を補給するだけでなく、水が鉢底から流れ出るときに土中のガスや空気を新鮮なものに入れかえるという役割もあります。

肥料
肥料は狭い鉢の中で育てられている盆栽にとって不可欠な食事です。水をかけるたびに少しずつ溶け出すので、植物に優しく、1回与えれば2~3ヶ月は持つところがメリットです。成長のために栄養分が不足しがちな3月~7月頃と、冬越しの力を蓄える9月~11月にかけて与えると良いでしょう。

植え替え
水やりの時に鉢に水が染み込みにくくなってきたら植え替えのサインです。鉢の中は土の粒がつぶれたり、根が詰まってきている状態です。このままでは根から栄養や水分を吸収できなくなってしまいます。樹種によって適期がありますが、一般的には2~3年に1回、季節は春と秋です。

剪定
伸びすぎたものを切って、形を整える作業です。葉を減らして日当たりや風通しを良くし、来年の花をつけるために枝を切り詰めるなどの目的もあります。こまめに伸びすぎた枝や大きすぎる葉を切ってあげましょう。しかし、切り過ぎるとストレスで弱ってしまうので注意が必要です。

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~最後に~

盆栽は「自分を映す鏡」とも言われ、自分を見つめながら共に歳を重ね、共に成長することができます。ちなみに2017年には第8回世界盆栽大会が埼玉県さいたま市で開かれる予定なので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

参考:
盆栽の魅力とはじめ方
盆栽
初心者の為の盆栽入門

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ABOUTこの記事をかいた人

Tetsu

温泉めぐりや青春18切符での電車旅など、スローライフ好き。海外で農業支援をするべく、ただいま修行中だったり。