皆さんは職人が集まり展示・販売を行うイベントに参加したことがありますか?
大手百貨店などで開催されていることが多く、全国の職人が集い、自身が持つワザを披露し
時には販売も手がけるイベントとなっています。
今回は、新宿タカシマヤにて開催中の「第6回職人男子展・特別企画 技の女子展」と参加している3つの工芸品についてご紹介します!
「職人男子展/技の女子展」とは
「あなたにピッタリな、職人男子は?女性が成せる技とは?」というテーマを元に発足し、2015年で6回目をむかえるイベントです。
今年は40名以上の職人が集い、来客者向けに展示・販売・実演を行います。北は福島県から、南は鹿児島県から職人が来ています。
見て美し、香料付き「さげもん」
1つ目は、京都府から参加している「京都 きむら屋」のさげもんです。
さげもんとは、吊るし飾りの一つであり、多面体の集合体となっています。中には香料が入っており、ほのかな香りと共にその美しさを楽しめること間違い無しです。
髪飾り用の制作も手がけており、こちらは着物や浴衣と合うようなデザインとなっています。
京都 きむら屋さんについてはこちらから
⇒京都きむら屋Facebookページ
日本らしい青「藍染め」
2つ目は、水と緑と太陽に恵まれた宮崎県綾町からお越しの「綾の手紬染織工房」さんです。
こちらの工房は藍染め、着物制作、貝紫染め、小石丸・養蚕をメインとしております。中でも目を引くのは貝紫染めです。
日本古来から最高級の色とされていた「紫」ですが、こちらの工房では貝を使用した商品を制作しています。一つのショールを作るのに30個以上の貝が必要とされ、その美しさは一見する価値アリです!
綾の手紬染織工房についてはこちらから
⇒綾の手紬染織工房 HP
粋な職人が作る美しすぎるペン
最後にご紹介するのは、日本の工芸品にも認定されており
風鈴職人から考案されたガラスペンを制作する「佐瀬工業所」です。
ガラスペンは、筆の先に溝があり、そこにインクを付けることによりおおよそハガキ一枚(片面)は連続してかけるものです。
(ガラスケース越しの写真の為、色が変化しております)
佐瀬工業所さんが制作する作品はどれも鮮やかで、特に色のついたガラスを2本以上合体させることによってうまれる美しいグラデーションには目を引かれます。
当イベントでは試し書きも出来、その書き心地は他の筆記具とは違い、力を加えずともすらすら書けます。
是非試してみてください!
佐瀬工業所についてはこちらから
⇒佐瀬工業所 HP
~最後に~
今回は3つの出展者をご紹介させて頂きましたが、紹介しきれなかった職人の技・商品も必見です。
42人の職人が参加しており、一つ一つ見るだけでも楽しく、つい手にとってみたくなるものばかりです。
新宿タカシマヤさんにお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
そして、気になった商品やワザを見つけた場合は是非職人に話しかけて、お話を伺ってみましょう。
〜イベント詳細〜
「第6回職人男子展」
~技を受け継ぎ、新たな試みに挑む~
日程:9月2日(水)~7日(月)
場所:新宿タカシマヤ 11階 催事場
時間:10:00~20:00
※4日(金)・5日(土)は午後20:30まで
※最終日は18:00まで
協力:株式会社ガイアックス
特別企画
「技の女子展」
~きめ細かな心配りを、熟練の職人技に込めて~
URL:http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/shokunin2015/index.html
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