第48回 伊勢型紙展

東京・有楽町にて、本日10月9日から7日間行われている伊勢型紙展をご紹介します。
渋紙で作られた伝統的な型紙や、型紙を使ったランタンなどが展示販売されています。

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第48回 伊勢型紙展

日程
 平成28年10月9日㈰〜10月15日㈯
 午前11時~午後6時30分 (最終日のみ午後2時30分迄)
場所
 東京交通会館 地下1階シルバーサロンA
 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1
アクセス
 JR線
 JR山手線・京浜東北線:有楽町駅(京橋口・中央口(銀座側))徒歩1分
 地下鉄
 有楽町線:有楽町駅(D8)徒歩1分
 有楽町線:銀座一丁目駅(2)徒歩1分
 丸ノ内線:銀座駅(C9)徒歩3分
 銀座線:銭座駅(C9)徒歩3分
 日比谷線:銭座駅(C9)徒歩3分
 千代田線:日比谷駅(D8)徒歩8分
 都営三田線:日比谷駅(D8)徒歩5分
主催
 伊勢型紙技術保存研究会

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◎伊勢型紙とは?

伊勢型紙は、着物の布地に模様を染めるために用いる道具の一つです。
江戸小紋の技術を用いた振袖/訪問着/付下げ/着尺/浴衣などは、この手彫りで彫刻された型紙を使用して染められています。

重要無形文化財として指定された伊勢型紙は、三重県鈴鹿市の伝統産業として発達したものであり、今から約1200年前に型紙業を「型者」と呼んでいた文献が残っています。

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◎多くの型紙に触れる機会

会場であるシルバーサロンA内は右側と左側で展示・販売されている型紙は違います。

入り口から入って左側は、染物用として作られた型紙が多くあり、右側には染物用の枠を超え、「芸術品」としての型紙が多く展示・販売されています。

染物用の型紙

芸術品としての型紙

 

◎伊勢型紙体験もある

会場内では、伊勢型紙の体験も受け付けています。
小刀を使用して、渋紙を彫刻する貴重な機会となっています。
(彫りとは別に摺り体験もあります。)

〜終わりに〜

作者の方も会場にいらっしゃいますので、商品について詳しくお聞きすることもできると思います。年に一度の伊勢型紙展に、ぜひ足を運んでみて下さい。

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