世界で一本の篠笛をつくる笛工房 和康
地域に密着しながら生き続けてきた大衆芸能の一つである日本の横笛、篠笛。 お祭りや歌舞伎には欠かせない和楽器であり、誰もが一度は耳にする音色です。今回は調律笛師の田中康友(たなかやすとも)さんにお話を伺いました。 (篠笛に…
地域に密着しながら生き続けてきた大衆芸能の一つである日本の横笛、篠笛。 お祭りや歌舞伎には欠かせない和楽器であり、誰もが一度は耳にする音色です。今回は調律笛師の田中康友(たなかやすとも)さんにお話を伺いました。 (篠笛に…
埼玉県秩父地方では、国の伝統的工芸品に指定されている絹織物「秩父銘仙」が織られています。 この織物は独特の技法により生地に裏表がなく、玉虫色の光沢と色鮮やかな植物柄が特徴です。また、あまり高級でない絹糸を使用していたため…
JR中央線豊田駅から歩いて約15分。 今回は、茶杓師である傍ら、自家焙煎珈琲店も営む安住樂風(あずみらくふう)さんに取材させて頂いた。 茶会の顔とも言える「茶杓」についてはこちらを御覧ください。 ◎なぜ茶杓師に? 安住さ…
東京メトロ東西線妙典駅から歩いて約10分。 道中で印象的な屋根が見えてくる。 こちらが今回取材をさせていただいた、中台製作所だ。150年もの歴史がある老舗の神輿屋である。 日本人が誇る文化、祭りには欠かすことの出来ない…
英語の“china”が磁器を意味するように、”japan”は漆器です。 艶のある見た目や漆黒や朱といった独特の色合いが特徴で、木材を漆で加工したお椀や重箱は誰もが目にしたことがあるでしょう。 しかし、なぜその「漆塗り」が…
今回ご紹介するのは、「鎌倉彫」の彫刻家、上村一渓(かみむら いっけい)さんです。 伝統的工芸品、神奈川県の鎌倉彫についてはこちらの記事をご覧ください。 ろくろ細工に彫刻を施した一般的な「鎌倉彫」から、板や木の破片を形作っ…
今回ご紹介する伝統工芸士は、甲州手彫印章の望月煌雅(もちづき こうが)さんです。 伝統的工芸品、甲州手彫印章についてはこちら、制作工程についてはこちらをご覧ください。 印章という少し特殊な工芸品には、どんなところに職人の…
今回ご紹介する伝統工芸士は房州うちわの職人、「うちわの太田屋」の四代目である太田美津江(おおた みつえ)さんです。 千葉県の伝統的工芸品「房州うちわ」の制作工程、歴史ついてはこちらの記事を御覧ください。 機械化が進むなか…
イノベーション(革新)を起こすには、守りぬいてきた既存のものから逸脱する度胸が必要だ。 それに果敢に挑戦し恐れないための技術と信念を備えた伝統工芸士がいるから、私達は飽くことなく作品を楽しみ感動し続けることができる。 …
神田川と妙正寺川が落ち合う町「落合」。 明治・大正にかけてその一帯が染の産地として賑わっていたことを知る人は少ない。 私たちのはじめての取材にも快く応じて下さったのは東京手描友禅の職人、大澤学(おおさわまなぶ)さんだ。 …