1912年のこの日に大阪市浪速区に位置する通天閣が完成しました。
現在の通天閣は二代目となっており、初代は1912年の7月3日にルナパークと共に建設されました。パリの凱旋門にエッフェル塔の上半分を乗せたようなデザインの初代通天閣は、当時東洋一の高さを誇っていました。
しかし、第二次大戦中に金属回収の為に撤去されてしまいました。その後、1958年に現在も残る二代目通天閣が再建されました。
五階の展望台には、「足の裏を撫でると幸運が訪れる」という言い伝えがある幸運の神様「ビリケン」の像があり、これは初代通天閣と同時に建設されたルナパーク内にビリケン像を安置していたビリケン堂が作られたのが始まりとされています。