11月30日 新幹線0系定期運用終了

新幹線0系とは、日本国有鉄道が1964年に東海道新幹線開業用に開発した、初代の営業用新幹線電車です。

この0系は1964年に開催された東京オリンピックに合わせて同年10月1日にデビューし、開業前は東京―大阪間を6時間かかっていた道のりを最速210kmで3時間10分で結ぶことを可能にしました。その後、1970年の日本万国博覧会開催に向けて、輸送力増強のため12両編成であったものを16両編成へ、そしてその5年後には食堂車が組み込まれるなど発展していきました。

山陽新幹線の開業、そして新型新幹線100系の登場や車体の劣化により2008年11月30日には0系の定期運用が終了しました。
最後の列車は岡山14時51分発、博多18時21分着であり、同年12月6日・13日・14日には「0系さよなら運転」が行われました。

現在は埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」にて、0系の先頭車を見ることが出来ます。

鉄道博物館

所在地
〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3−47
開館
2007年10月14日
延床面積
約28,200平方メートル
管理運営
公益財団法人東日本鉄道文化財団
アクセス
JR大宮駅よりニューシャトル乗車
「鉄道博物館駅」から徒歩1分

※入館料金がかかります

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