1月9日 新国技館落成

1985年のこの日に、日本の国技である大相撲の為の施設であり、現在も使用されている両国国技館の落成式が行われました。

地上2階、地下1階建ての施設は、実は二代目の国技館であり、前年の1984年まで使用されていた国技館は蔵前に位置していました。
大相撲だけではなく、格闘技の試合にも使われる国技館は、2020年東京オリンピックではボクシングの競技会場として指定されています。

初代の国技館は、戦争の影響で大相撲の会場が無くなってしまった相撲協会が本格的な興行場所を求めて建設しました。1954年の完成後は、大相撲や各種格闘技の会場として利用されました。1984年の9月場所千秋楽をもって初代国技館は東京都へ売却されました。

二代目の国技館は、前身の蔵前国技館とは違い、電光掲示板が設置されており、取り組みの決まり手などが表示されるようになっています。また、吊り屋根には伊勢神宮の御神木が使用されています。

蔵前国技館

正式名称:藏前國技館
収容人数:約11,000人
所在地:〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目1−1

両国国技館

正式名称:國技館
収容人数:約11,098人
所在地:〒130-0015 東京都墨田区横綱一丁目3−28

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