3月8日 ニコライ堂竣工

東京都・神田駿河台にそびえ立ち、緑青をまとった高さ35メートルほどのドーム屋根を特徴とするニコライ堂は1891年のこの日に竣工しました。

日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の協会建築であり、その名前は日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭の聖ニコライにちなんでいます。第二次世界大戦戦時中、ニコライ堂は空襲による被害を免れ無傷のまま残りましたが、戦後には敷地の一部を売却して規模を大幅に縮小しました。そして1962年6月21日には、国の重要文化財に指定されました。

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