7月10日は、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の縁日です。このことからこの日は「四万六千日(しまんろくせんにち)」となっています。この日は十日詣(とおかまいり)としても知られています。
この日に参詣すると四万六千日参詣したと同じ功徳があると言われております。東京の浅草観音のものが有名であり、境内にはホオズキ市が立ち、観音堂では竹串に挟んだ雷除け守りが出されます。(東京浅草寺では、現在8、9日が縁日とされています。)
*観世音菩薩:人々の訴えを観じ、ただちにすくうという菩薩のこと
*功徳(くどく):現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行/神仏の恵み/御利益