1月16日は、「藪入りの日」です。
これは、かつて商家などに住み込みしていた女性や嫁入り娘が休みを貰い、親元へ帰ることが許されていた日です。
歴史は江戸時代まで遡り、かつては公家に嫁入りした娘が実家などに帰る、所謂里帰りの日とされていました。しかし、都市化の進展と共に商家の習慣へと転じました。
関西や鹿児島などの特定の地域では「オヤゲンソ(親見参)」とも呼び、六のつく日のことであることから「六入り」とも呼ばれます。
また、7月16日も藪入りの日とされており、一年の中で後にくることから「後の藪入り」とも言います。