11月8日は、「いい(11)は(8)」の語呂合わせから刃物の日となっています。
これは、岐阜県関市・岐阜県関刃物産業連合会・新潟三条庖丁連・越前打破物協同組合・東京刃物工業協同組合・京都利器工具組合・高知土佐山田商工会・島根県吉田村・堺刃物商工業協同組合連合会の9もの組合や市が1996年に制定しました。
そして、11月8日は職人が行う祭り「ふいご祭り」が全国的にも行われることからも、この日が刃物の日の制定に繋がりました。
この日は、日頃利用する刃物に感謝する日として、岐阜県関市の岐阜県関市の関鍛冶伝承館敷地内の刃物塚(はものつか)で使えなくなった刃物を供養する供養祭も行なわれています。
日本には多くの種類の刃物が存在し、2015年現在、7つの品目が国指定の伝統的工芸品に認定されています。
・越後与板打刃物(えちごよいたうちはもの):新潟県長岡市
・越後三条打刃物(えちごさんじょううちはもの):新潟県三条市
・信州打刃物(しんしゅううちはもの):長野県信州町 他
・越前打刃物(えちぜんうちはもの):福井県越前市
・堺打刃物(さかいうちはもの):大阪府堺市、大阪市
・播州三木打刃物(ばんしゅうみきうちはもの):兵庫県三木市
・土佐打刃物(とさうちはもの):高知県香美市