12月9日 日本初の世界遺産誕生

姫路城

1993年のこの日、屋久島・法隆寺・姫路城・白神山地が日本で初めて世界遺産に登録されました。それぞれ登録に至った理由をご紹介します。

屋久島:樹齢数千年のヤクスギをはじめとした極めて特殊な森林植生があり、多くの人が暮らしながらすぐれた自然が残されているため。

法隆寺:世界最古の木造建造物群であるため。現在の法隆寺は、670年に焼失してから再建されたものです。

姫路城:美的完成度が日本の木造建築の最高峰で、世界的にみても類のない優れたものであるため。また、17世紀初頭の城郭建築(じょうかくけんちく)の最盛期に、天守群を中心に門などの建造物や、石垣などの土木建築物の保存状態がよく、防御に工夫した日本独自の構造をよく示した城であるため。

白神山地:世界最大のブナ林があり、その中心部は8000年以上も人の手が加わっていない原生林となっているため。

姫路城

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