12月4日 血清療法の日

血清療法

19世紀は、先進国でさえ病気の中心は感染症であり、なかでも破傷風は致死率が高く恐れられていました。1889年に北里柴三郎とエミール・ベーリングが破傷風菌の純粋培養に成功し、翌年の1890年に北里柴三郎が世界で初めて血清療法を発見しました。

血清といえば「ヘビの血清」を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。ヘビ毒の血清は、馬から生成されています。少量の毒を馬に注射し、半年ほどで抗体が出来上がります。これをヘビに噛まれた人に注射します。

血清療法:免疫血清を注射することで感染症を治療する方法です。

血清療法

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