岩波新書は、1938年11月20日に創刊されました。
岩波書店が1938年に書き下ろし作品による一般啓蒙書を安価で提供することを目的として創刊された新書です。
新書という呼び名での出版形態は、岩波新書が始まりとされています。
岩波新書といえば赤い表紙をイメージする人も多いのではないでしょうか。
ところが、4種類に分類されているのをごぞんじですか?
①(旧)赤版
発行期間:1938年11月20日〜1946年10月10日
発行点数:101点
分類:R
②青版
発行期間:1949年4月5日〜1977年4月22日
発行点数:1000点
分類:A=政治・法律、B=経済・社会、C=思想・心理・言語・教育・宗教、D=世界史・日本史、E=文学・芸術、F=記録・随筆、G=理・工・医・科学史
③黄版
発行期間:1977年5月20日〜1987年12月21日
発行点数:396点
④新赤版
発行機関:1988年1月20日〜2006年3月22日、2006年4月20日〜現在
発行点数:1000点+別冊8点+現在発行中
2006年4月から発行されたもの(新赤版1001点目以降)は、デザインがリニューアルされ、今までは横書きだった書名と著者名が縦書きになりました。