1912年のこの日に初めて女性専用車両が導入されました。
初めて導入されたのは中央線(東京)の朝夕の通勤・通学ラッシュ時間帯で、女学生の身辺保護の為に「婦人専用電車」として登場しました。当時は、男性と女性が同じ車両に乗ることは好ましくないという国民性を反映して導入されましたが、短期間で廃止されました。
婦人専用車両は廃止されたものの、1947年には同じ中央線において「婦人子供専用車」が登場しました。その後1973年9月15日より「シルバーシート」が導入され、2000年には京王電鉄京王線にて今も残る「女性専用車両」が登場しました。
女性専用車両とは、指定した車両において女性以外の乗車を禁止するものであり、今では鉄道車両、バス、タクシーなどにおいて設定されています。女性専用車両には例外もあり、事業者によっては男性の同伴・幼児や身体障害者の乗車が認められています。