茶杓師、遊び心を忘れず
JR中央線豊田駅から歩いて約15分。 今回は、茶杓師である傍ら、自家焙煎珈琲店も営む安住樂風(あずみらくふう)さんに取材させて頂いた。 茶会の顔とも言える「茶杓」についてはこちらを御覧ください。 ◎なぜ茶杓師に? 安住さ…
JR中央線豊田駅から歩いて約15分。 今回は、茶杓師である傍ら、自家焙煎珈琲店も営む安住樂風(あずみらくふう)さんに取材させて頂いた。 茶会の顔とも言える「茶杓」についてはこちらを御覧ください。 ◎なぜ茶杓師に? 安住さ…
東京メトロ東西線妙典駅から歩いて約10分。 道中で印象的な屋根が見えてくる。 こちらが今回取材をさせていただいた、中台製作所だ。150年もの歴史がある老舗の神輿屋である。 日本人が誇る文化、祭りには欠かすことの出来ない…
中台製作所は、神輿づくりの工程をほぼ全て自社でやっている、数少ない神輿屋である。 神輿づくりとメンテナンスの工程の一部を見せていただいたので、ご紹介しよう。 (中台製作所代表の中台洋さんのインタビュー記事はこちら「15…
日本には古来から伝わる「茶道(さどう、ちゃどう)」という芸道があります。「茶道」や「お茶会」と聞くと千利休をイメージする人もいるかと思いますが、実は、平安時代(794年 – 1185年)まで遡る歴史を持ってい…
英語の“china”が磁器を意味するように、”japan”は漆器です。 艶のある見た目や漆黒や朱といった独特の色合いが特徴で、木材を漆で加工したお椀や重箱は誰もが目にしたことがあるでしょう。 しかし、なぜその「漆塗り」が…
「香合」をご存知ですか? 部屋でアロマオイルやお香を焚いて気分転換や香りを楽しむことはとても良く知られていますが、お茶会でも同じような目的でお香が焚かれます。 茶道具といえば頭には御茶碗、盆、茶筒などが思い浮かぶことでし…
今回ご紹介するのは、「鎌倉彫」の彫刻家、上村一渓(かみむら いっけい)さんです。 伝統的工芸品、神奈川県の鎌倉彫についてはこちらの記事をご覧ください。 ろくろ細工に彫刻を施した一般的な「鎌倉彫」から、板や木の破片を形作っ…
観光地としてあまりにも有名な鎌倉。歴史ある建造物と四季折々の美しい景色の変化が人の心を引き寄せるこの地には、「鎌倉彫」という伝統的工芸品があります。 今回は、職人の上村一渓さんと『時蔵工房』さんの作品と共に、伝統技術の彫…
今回ご紹介する伝統工芸士は、甲州手彫印章の望月煌雅(もちづき こうが)さんです。 伝統的工芸品、甲州手彫印章についてはこちら、制作工程についてはこちらをご覧ください。 印章という少し特殊な工芸品には、どんなところに職人の…
伝統的工芸品である山梨県の甲州手彫印章は、すべての工程が手作業によって行われています。彫刻の精密さはもちろん、文字を美しく収めるセンス、生き生きとした線や点を彫る技が制作に不可欠です。 甲州手彫印章の歴史や生産地について…
今回ご紹介する伝統工芸士は房州うちわの職人、「うちわの太田屋」の四代目である太田美津江(おおた みつえ)さんです。 千葉県の伝統的工芸品「房州うちわ」の制作工程、歴史ついてはこちらの記事を御覧ください。 機械化が進むなか…
千葉県の伝統的工芸品である「房州うちわ」は、21もの工程を経て出来上がります。それぞれ分業されており、一枚のうちわが出来上がるまでに数々の人の手が携わっています。効率良く品質の高いものを生産するには、個々の職人の連帯と手…
~手描き友禅とは~ 日本の代表的な染め工芸のひとつを「友禅染め」といいます。一説には、江戸時代に法師友禅が扇に描いた染めが広まったのがはじまりだとか。糊を使うことが特徴で、染料のにじみを防いで動植物や風景を華やかに描くこ…
イノベーション(革新)を起こすには、守りぬいてきた既存のものから逸脱する度胸が必要だ。 それに果敢に挑戦し恐れないための技術と信念を備えた伝統工芸士がいるから、私達は飽くことなく作品を楽しみ感動し続けることができる。 …